![]() 大阪市西淀川区出来島1-10-15-101 (有)揖斐川(イビガワ)設計建築事務所 |
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*古民家のリフォーム | ||||||
現況は 1. 屋根からの漏水 2. 床の間の床が周囲に比べて凹ん でいる 3. 床の間の柱がタテに割れている。 *設計&施工のポイントは 1. 屋根について 今では殆ど見られ無くなった葺き土と 瓦の組み合わせ。 築後何回かの瓦の葺き替え工事が あったと思いわれます。 竹と木との交互垂木は意外にシッカ リと連結縄にて固定されています。 しかし、葺き土はスッカリと痩せて、 時折青空が見えます。 明治・大正・昭和そして平成と激動の 時代のなかで、普通に暮らしてきた 数世代の家族の生活とその変遷の 歴史感じます。 そんな中での屋根補強は構造支持 材同士の連結の強化としました。 2. 床下について 大きく沈下していた柱は新たに コンクリート基礎を設け、その上に 設置。 また束同士の連結強化を行った。 3. 床の間の柱について 床の沈下から床柱の上部をたどって 、調査していくと柱の上部に大きな 力が加わり口を開けて割れていた。 |
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梁同士及び柱との接点が少ない。 | ||||||
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補強跡の写真です。大きな鎹と肘木にて全体バランスを保ちました。 | ||||||
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補修前(天井内部・梁が右に傾いていて、柱との連結が出来ていない) 補修後 | ||||||
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梁の傾きは直せない。 これ以上の転倒防止と柱との 連結目的で補強する。 柱の割れはは鋼材とボルトにて 補強し、柱の割れを止める。 新たに柱を床柱に沿わせて梁 からの加重を分散しました。 |
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床の間廻りの分解 | 新たに柱を設置し耐震壁とした。その上に仕上げ用ラスボードを貼る。 | |||||
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下塗り | ジュラク壁仕上げ | |||||
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